「あの…これも、これも本当に治療 なんですよね?」
僕は医者。よくいる普通の医者。
僕のクリニックでは汗に悩んでいる人を治療している。
基本的には汗っかきのおじさんがよく来る。
でも、たまに、本当にたまに来るんだ。
とんでもない上玉がね…
今日、クリニックに訪れたのは若い女の子。
人よりちょっぴり汗をかきやすいことを気にしているらしい。
それは大変だよね、困るよね。
僕が君の身体の隅々まで検査してあげるからね。
まずはどこが特に汗をかいているか診ていこうね。…あれ、おっぱいの下の方、凄く汗をかいているね?滝のように流れているじゃあないか。
ワキも酷い汗だね。ムワッとしているね。
これは特別な治療が必要だ。…ん?僕が手に持っているコレかい?
コレはね、汗を止めるクスリだよ。ほら、全身に塗っていこうね。
こらこら、恥ずかしがっていては治療にならないだろう?悪い子だ。
ん?さっきからモジモジしてどうしたんだい?呼吸も荒いようだ……体が熱い?
それはクスリの副作用さ。そう、副作用。心配ないからね。
さぁ、もっとしっかりした治療をしようか。
おっと、目に入ると危ないから目隠しをしないとね。…そう、良い子だね。
これも立派な治療 だからね。
羽月乃蒼