かすみと僕。
ずっと一緒に育ってきた幼馴染で、幼いながらも物心ついた時には言葉には出さないけどお互いに恋心を抱いてた。
2人が成長して中学生になったある日、思いつめたような表情で顔を赤く染めたかすみが
僕に誕生日プレゼントを渡してきた。
それ(プレゼントを渡しているところ)をクラスメイトに見つかり恥ずかしくなった僕は受け取らずそっけなくする。
次の日、かすみは引っ越した。
彼女にとって一世一代の勇気と恋心を踏みにじってしまった。
そんな後悔と失ってしまった彼女の存在の大きさに改めて気付く。
それ以来、僕はトラウマとなって女の子と深く関わろうとしなかった。
時は流れ、大学生になって地元に戻ってきたかすみと再会する…。
再会した日はかすみの誕生日で僕はプレゼントを用意している。
そしてあの日受け取らなかった謝罪をする!
今度こそ、かすみを失わない!
2人の止まった時間が再び動き出す…!!
月野かすみ